>スポーツでも親子で選手というケースがよくあるけど、勉強も同じでしょう。
逆に親が東大やそれに近い一流国立大学卒なのに子供がその辺の大学に行っていたら、何があったのか、よほど悪い環境を与えてしまったということが推測されるから、そのほうが問題でしょ。
スポーツの場合、たとえば野球のような人気スポーツなら競争が非常に激しいため、
「親子鷹」
のような例はほとんどありません。超一流選手の子どもでも、一軍定着したという話は
ほとんどありません。
ところが、
マイナースポーツなら第一人者の子どもがそのままトップ選手になる例は
枚挙にいとまがないでしょ。
逆に、うちのようにピアノがなかった(仮にあったとしても弾ける人がいない家庭)に
作曲家が生まれる可能性は0なのです。
学問も同様で、読書の習慣のない親の子どもが作家になるとは考えられません。
単に遺伝的素養も家庭的環境も、子どもの成長にそれなりに影響するだけの話です。
ひとつだけ言えることは、マイナースポーツの例を挙げたように、
意外と抜け道というか裏ワザは少なからずあるのです。
東大に行ったから成功するわけではなく、
政治家サラブレットのような家庭に育った安倍首相が成蹊大卒であることを
考えなければならないのです。